COLLABORATION STYLEでご用意しておりますオーダースーツやオーダージャケットの生地は、現在、主にイタリア製と英国製を中心に多種多彩な色柄を4,000種類~5,000種類ほどご用意しております。
今回はCOLLABORATION STYLE で通常ご用意している生地メーカー(生地ブランド)のラインアップをご紹介いたします。
イタリアのマーチャントのバンチブック
イタリア製の生地は、一般的に、ソフトで光沢があり、きれいな発色が特徴でございます。
規模の大きな会社が多いので、先進的な高い技術で、生地を生産しております。
LORO PIANAのTASMANIAN®やCloth Ermenegildo ZegnaのTROFEOなどに代表される極細の原毛を使用した最高級の生地から、VITALE BARBERIS CANONICOのSUPER110'Sなどの非常にコストパフォーマンスの高い生地まで、それぞれの生地マーチャントの特色がございます。
【イタリアの主な生地マーチャント】
LORO PIANA(ロロ・ピアーナ)
DRAPERS(ドラッパーズ)
CACCIOPPOLI(カチョッポリ)
Cloth Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)
PIACENZA(ピアチェンツァ)
SOLBIATI(ソルビアッティ)
CARLO BARBERA(カルロ・バルベラ)
FRATELLI TALLIA DI DELFINO(タリア・デルフィノ)
CARNET(カルネ)
VITALE BARBERIS CANONICO(カノニコ)
SONDRIO(ソンドリオ)
etc
英国のマーチャントのバンチブック
英国製の生地は、一般的に、比較的重さがあり、しっかりとしていて、シワになり難く、200年続く伝統的な色柄が多いのが特徴です。
イタリア製には無い400g/mを超える重さのスーツ生地や、ツイードやコーデュロイなどでは500g/mを超える重さの生地もございます。
また、FOX BROTHERSをはじめとしたフランネルも多くの生地マーチャントで取り扱いがございます。
さらに、HARRIS TWEED・GOLDEN BALE®・IRISH LINEN・ESCORIALといった名前が浸透している伝統的な生地も多くございます。
ただ、英国製の生地の中でも、ESCORIALやカシミヤといったソフトな生地もございます。
【英国の主な生地マーチャント】
HARRISONS(ハリソンズ)
FOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)
W.BILL(ダブリュ・ビル)
STANDEVEN(スタンドイーブン)
WILLIAM HALSTEAD(ウィリアムハルステッド)
SAVILE CLIFFORD(サビルクリフォード)
DUGDALE BROTHERS(ダグデイルブラザーズ)
MARLING&EVANS(マーリング&エバンス)
SPENCE BRYSON(スペンスブライソン)
brisbane moss(ブリスベンモス)
ABRAHAM MOON(アブラハム・ムーン)
HARRIS TWEED(ハリスツイード)
LOVAT MILL(ラヴァット)
HOLLAND&SHERRY(ホーランド&シェリー)
etc
【フランスの主な生地マーチャント】
DORMEUIL(ドーメル)
MAISON HELLARD(メゾンエラール)
ひとつのマーチャントの中でも、いろいろなクオリティの生地がご用意されておりますので、比較しながらご覧いただけますと幸いです。
ショップ内には、たくさんのバンチブックがぎっしりと並んでおります。
COLLABORATION STYLEでは、日本に流通しておりますたくさんのバンチブックの中から厳選してご用意しておりますが、一人で運営しているお店としては十分すぎるくらいの品揃えとなっております。
また、通常取り扱いの無い、バンチブックにつきましても、ご用意することは可能でございます。
バンチブックだけではなく、シーズン毎にお薦めの生地や珍しい生地、お買得な生地などを買い付けた着分生地もございます。
着分生地は、もしどなたにも選ばれない場合は、私自身が使用しようと思って買い付けておりますので(笑)、基本的にクオリティの高いお薦めの生地ばかりです。
そして、バンチブックの生地よりも少しお買得な価格になっております。
テーラーは生地好きが多く、ついつい良い生地を見つけると買ってしまうので、宝探し感覚でご覧いただけますと幸いです。
ぜひご来店の際は、時間の許す限り生地をご覧いただければと思います。
もちろん、色柄・季節・重さ・風合いなどのお好みがございましたら、お薦めの生地を見繕ってご用意いたしますので、お気軽にご相談くださいませ。
生地は、本当にいろいろあって奥が深いです。
ブログやコラムの中で、少しずつそれぞれの生地の特徴をご紹介していきたいと思いますのでご覧いただけますと幸いです。
COLLABORATION STYLE 上原祥意