2025年春夏シーズンの新作生地のご紹介 DRAPERS "ASCOT"

ブログを更新しないまま、あっという間に2月を駆け抜けてしまいました!汗

東京・銀座は、2月に続き、3月に入っても良い天気が続いておりますが、週明けはなんと雪の予報でございます。

      

おかげさまで、春夏物スーツやジャケットのご注文もどんどん増えてきておりますので、頑張ってたくさんの情報をご紹介してまいります。

   

ということで、2025年春夏シーズンの新作生地の中から今回ご紹介する生地マーチャントは、COLLABORATION STYLEではお馴染みのDRAPERSでございます。

    

DRAPERSの2025年の新作生地は、ASCOTGOLDEN SELECTIONの2つのコレクションということで、バンチブックの数としては控え目ですが、生地の種類はボリューム満点でございます!

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今回は、4年ぶりにリニューアルしました人気のバンチブック・ASCOTのコレクションをご紹介させていただきます。

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以前のブログでもASCOTはご紹介しておりますが、今回のリニューアルでは、前回よりも生地の数が19色増えて、DRAPERSとしても力が入っているコレクションでございます!

COLLABORATION STYLEでも春夏シーズンのベストセラーの生地のひとつですので、生地の数が増えるのは嬉しいですね!

 

ということで、今回のASCOTのコレクションの中から、新しい色柄の生地でサンプルスーツを作製いたしました!!!

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グレージュのストライプでございます!(写真では実際よりもベージュの色味が弱く写っております)

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日頃から縫製工場にいろいろとうるさく指示しているせいか(汗)、手前味噌ながら、とても出来の良いスーツに仕上がりました!

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こちらの生地は、実はバンチブックの一番最初の生地でございます!

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ASCOTのコレクションの中では、以前からある定番のストライプ柄で、ネイビーやブルー、グレーもとても人気がありますが、今回初めてグレージュが加わりました。

涼しげで、柔らかい雰囲気のとても良い感じのスーツでございます。

2025年春夏シーズンのショップサンプルとしては、一番早く仕上がりましたので、ご覧いただいたお客様には既に同じ生地でオーダーをいただいております。

   

ASCOTのバンチブックは、前回のバンチブックと同じように、2PLY・4PLY・6PLYの3種類のクオリティで構成されておりまして、今回サンプルスーツを作製しました生地は、2PLY(ツープライ)240g/mのクオリティでございます。

2PLYの生地は、3つのクオリティの中で一番多く42色収録されておりまして、COLLABORATION STYLEでも一番人気のクオリティでございます。

ということで、2PLYの生地から順に、ざざっとご紹介させていただきます。

    

まずは、サンプルで作製したストライプ柄が5色。

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ハウンドトゥース(千鳥格子)が3色。

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ストライプが2種類で6色。

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こちらのストライプもサンプル作製候補だった生地で、グレージュベースに薄い水色系の色でストライプが入っております。

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ハウンドトゥースベースのウインドペーンが2色。

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人気のグレンチェックは、以前のバンチよりも少し色が変わって5色ご用意しております。

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前回のバンチブックリニューアルのタイミングで作製したサンプルの生地は、今回も収録されております。

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こちらの生地を使用したスーツも人気で、たくさんのオーダーいただいております!

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無地も14色から21色へとバリエーションが増えております。

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続きましては、4PLY(フォープライ)410g/mの生地でございます。

この4PLYのクオリティも登場以来、根強い人気のある素材でございます。

強撚糸のフレスコタイプで目付が410g/mの生地は、イタリア製でありながらも、「FOX BROTHERSのFOX AIR」や「WILLIAM HALSTEADのハイツイスト」といった英国の代表的なフレスコタイプの生地よりもヘビーウエイトでございます。

   

ストライプのバリエーションが豊富でございます。

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DRAPERSだけではなく、各生地マーチャントのコレクションも同様に、少しずつストライプの割合が増えております。

続きましては、DRAPERSでは様々な素材で登場する定番柄のウインドペーン。

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細かい柄のガンクラブチェック。

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赤とブルーのラインが入った幅の大きなグレンチェック。

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グレンチェックにオーバーペーンが入った生地が4色。

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シンプルなグレンチェックが3色。

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英国柄のトレンドが続いている為か、グレンチェックの割合もかなり多いですね!

    

無地は13色ございます。

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410g/mのお重さがある生地なので、正直なところ、普通は日本の夏には不向きな生地ですが、太い糸で目を粗く織った生地は強度があり仕立て映えが良く、通気性もありシワにも成り難い素材でございます。

少しマニアックな生地の部類に入りますが、ファンも多いクオリティでございます。

スーツだけではなく、パンツのご注文が多い生地でございます。

      

そして今回、最後にご紹介するのは、ラスボス的な素材(笑)、6PLY(シックスプライ)でございます!

春夏シーズンの素材で510g/mは、他の生地ブランドも見渡してもなかなか無い、希少でマニアックな素材ですが、だからこそ好きなお客様もいらっしゃいます。

以前のブログでエスコリアルウールの6PLYをご紹介しましたが、同じ6PLYでも全く違う生地でございます。

    

太い糸を6本まとめて撚ることで、さらに太くなった糸を使用し、ざっくりと粗めに織った生地は、ヘビーではありますが、ガチガチではなく弾力のある素材でございます。

スーツよりはジャケットでオーダーされるケースが多く、DRAPERSの代理店に聞くところ、身体の大きい人の多いアメリカでは強い生地として人気が高いようです。

    

6PLYは無地で8色ご用意しております。

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ということで、今回は2025年春夏シーズンの新作生地の中から、DRAPERSのASCOTのコレクションをご紹介させていただきました。

春夏物のスーツやジャケット、パンツ等のオーダーをご検討されている皆様のご参考になりましたら幸いです。

また、次回のブログをのんびりとお待ちください!汗

    

COLLABORATION STYLE 上原祥意