コロナ禍でも初めてご利用いただくお客様に感謝でございます　VOL.3

February 02, 2022

2022年がスタートしたと思ったら、あっという間に1月が終わり、もう2月です。汗

年末年始の東京・銀座の街は、かなり人が増えておりましたが、オミクロン株の陽性者がどんどん増えて、まん延防止措置が適用させれてしまった為、１月中旬以降の人出は減っております。

さて、今回は、昨年のブログでもご紹介させていただいておりました、この2年ほどのコロナ禍の状況の中でも、COLLABORATION STYLEに初めてご来店いただき、スーツやジャケットなどをオーダーいただきましたお客様の出来上がりをご紹介させていただきます。

仕事の仕方やビジネスシーンでの服装の変化が、この2年ほどの間に一気にスピードアップし、実際に仕事でのスーツの着用が必要でないお客様も増えている中で、COLLABORATION STYLEを見つけてご利用いただけるのは、本当にありがたく、感謝でございます。

今回、まずご紹介させていただきますお客様は、コロナ禍以前は、仕事が非常に忙しく、時間が取れなかったため、しばらくスーツを購入されていなかったというお客様でございます。

良いのか悪いのか、コロナ禍の状況になったことで、海外への出張等も無くなり、逆に少し時間に余裕が出来てきたということで、いくつかのお店（テーラー）で、スーツやジャケットをオーダーされていく中で、COLLABORATION STYLEもご利用いただきました！

ビスポークからパターンオーダーまで、今まで様々なオーダーをされてきたお客様ですが、COLLABORATION STYLEでは、メイド・トゥ・メジャーのBLACK LABELで、スリーピーススーツとジャケット＆パンツをオーダーいただきました！

まずスーツで選んでいただきました生地は、LORO PIANAのELEGANZA（エレガンツァ）でございます。

ELEGANZAは、以前のブログでもご紹介しておりますが、78%SUPER150'SWOOL&22％SILKのアジア地域限定のクオリティになります。

私自身は、ELEGANZAがLORO PIANAから初めて発表された時から扱っている生地で、クオリティやコンポジションは変化しながらも、15年以上続くベストセラーでございます！

今回のお客様は、元々、無地の生地でスーツのオーダーをお考えでしたが、バンチブックで生地をご覧いただいていく中で、全く違う生地に目が留まり、ほとんど一目ぼれのような感じで、こちらの生地を選んでいただきました！

オーダーあるあるです！笑

ネイビースーツをオーダーする予定がグレースーツになったり、チェックを選ぶ予定がストライプになったりと、オーダーする前に考えていたものと、実際に生地を見てから選んだものが違うことは、度々ございます。（もちろん、お考えの予定通りにオーダーされるケースは多いですが）

ビビッときた生地が有れば、それは出会いですので、その生地でオーダーされるのが正解だと思います。

ということで、仕上がったスーツはこちらになります！

いろいろなテーラーやオーダーショップでオーダーされているお客様ですので、COLLABORATION STYLEのスーツも気に入っていただけるよう緊張する場面ですが、１着目から、良い感じに仕上がりました。

仕上がった際に、ちょうど締めておられたネクタイも良い感じにコーディネイトされておりますね！

そして今回は、お客様からのリクエストで、釦ホールをハンドホール（手穴）で仕上げさせていただきました！

COLLABORATION STYLEのハンドホールは、ファクトリー仕上げる方法と、ハンドメイドのビスポークスーツ職人が仕上げる方法がありまして、今回はビスポークスーツの職人が仕上げました。

職人のハンドホールの特徴としましては、非常に目が細かく、ぷっくりと存在感のある釦ホールになります。

オプションにはなりますが、スーツでもジャケットでも、コートでも、承りますのでご興味のあるお客様はお気軽にお問い合わせください！

LORO PIANAのELEGANZAは、2022年シーズンも継続コレクションで展開しておりますので、シルクブレンドの光沢のあるスーツをお考えの方は、ぜひご覧いただければと思います！

続きまして、プライベートで着るジャケット&パンツで選んでいただきました生地でございます。

まずジャケットは、LORO PIANAの春夏生地のベストセラー・SUMMERTIMEのホップサック調の生地の中から、爽やかなホワイトとブルーの組み合わせのチェック柄を選んでいただきました！

2021年のLORO PIANAのジャケット生地の中では、目を引く生地でしたので、COLLABORATION STYLEでも人気のある生地のひとつでした。

そして、パンツの生地は、DRAPERSのTHREE KINGSの中からウール&コットンのデニムのような色のブルーを選んでいただきました。

THREE KINGSのコレクションは以前のブログでもご紹介させていただいておりますが、ウール&コットンのTRICOTINE（トリコチン）は、パンツにお薦めの生地で、きれいな色が揃っております。

ということで、ジャケット&パンツは、こんな感じに仕上がりました！

なかなか良い感じのコーディネイトでございます！

サイズ感はスーツと同じですが、ジャケットの腰ポケットをパッチポケット（アウトポケット）に変えております。

スーツも、ジャケット&パンツも、良い感じに仕上がりましたが、いろいろなお店の洋服を着られているお客様ですので、少しでもCOLLABORATION STYLEの洋服を気に入っていただけたら嬉しいですね！

さて、続きまして、今回はもう一人のお客様のオーダーをご紹介させていただきます。

今までも、いくつかのテーラーやオーダーショップでスーツやジャケットをオーダーされている30代半ばの年齢のお客様で、今までよりも着心地の良い洋服を求めてCOLLABORATION STYLEをご利用いただきました！

何度も言いますが（汗）、リモートワークやビジネススタイルのカジュアル化に伴い、スーツの需要が大きく減っている中、大変有難いことに、COLLABORATION STYLEでは、新たに20代・30代のお客様のご利用が増えております！

COLLABORATION STYLEは、決して低価格のオーダーショップではありませんが、スーツにご興味のあるお客様や、より着心地の良いスーツをお探しのお客様にご来店いただけて感謝でございます！

今回ご紹介させていただくお客様は、まず昨年の春夏シーズンに、ジャケットをオーダーいただきました！

ブログをご覧いただいてのご来店で、LORO PIANAのSUMMERTIMEの平織りの生地をご指名でオーダーいただきました！

どれもキレイな色なので、少し迷われましたが、最終的に選んだ色はこちらのグレーでございます！

LORO PIANAのSUMMERTIMEシリーズは、ウール・シルク・リネンの3者混生地で、大きく分けて、

1．少し肉厚でソフトな風合いのサマーツイード

2．ヘリンボンなどの光沢のあるツイル（綾織り）

3．メッシュ調（ホップサック調）のザックリとした生地

4．今回選んでいただきましたサラッとして薄く清涼感のある平織りの生地

が、ございまして、2022年春夏シーズンも、非常に色柄豊富に入荷しております！

ということで、仕上がったジャケットはこちらです！

上手く身体にふんわりと乗っかり、良い感じに仕上がりました！！！

こちらのお客様は、以前にオーダーされていたジャケットの肩回りの着心地があまり良くなく、その点を気にされておりましたが、今回、肩回りにストレスの無い軽い着心地の仕上がりに大変ご満足いただきました！！！

そして、続けて秋冬シーズンには、スーツをオーダーいただきました！

スーツも、候補の生地を事前に調べられていて、ご来店の前にいくつかリクエストをいただき、ご用意させていただきました中から、Kynoch（カイノック）の395g/mのヘビーウエイトでしっかりとした生地を選んでいただきました。

色は、ヴィンテージ調に仕上げたメランジのライトブラウンでございます！

お客様自身が、今までオーダーされてきたジャケットでの経験上、どうしてもゆとりを持たせないと着心地が悪くなってしまうという不安がありましたが、COLLABORATION STYLEで仕立てていただいたSUMMERTIMEのジャケットを見る限り、もう少し攻めたフィッティングでも着心地が悪くなることは無いと判断させていただきましたので、ヘビーウエイトのしっかりとした生地でございますが、1着目よりも少しサイズを詰めてお作りいたしました。

しっかりとしたウエイトの生地なので、メリハリの効いたシルエットに仕上がりました！