久しぶりにシャツの出来上がりをまとめてご紹介

10月の半ばを過ぎ、日本全国、一気に気温が下がってきました。

東京・銀座も最低気温が低く、私がお店を閉めて家路につく頃には、結構寒くなっております。

いよいよクローゼットの中身を入れ替えなければいけないですね!

緊急事態宣言が解除されたこともありますので、少しずつファッションの秋を楽しみたいですね!

          

さて、今回は久しぶりに、皆様にオーダーいただきましたシャツをご紹介させていただきます。

      

COLLABORATION STYLEでは、スーツ、ジャケット、パンツ、コート、カシミヤニットなど、様々なアイテムのオーダー(メイドトゥメジャー)をお楽しみいただけますが、創業当初より、スーツやジャケットに匹敵する数多くのオーダーをいただいているアイテムが、シャツでございます。

COLLABORATION STYLEのオーダー(メイドトゥメジャー)のシャツについては、COLUMNでご紹介しておりますので、併せてご覧ください。

COLLABORATION STYLEのオーダーシャツ

       

シャツは、本当に身体に合うものを既製品で見つけるのは、かなり難しいアイテムです。

なので、一度、身体に合ったシャツを着てしまうとスーツ以上にリピートでオーダーされるお客様が多いアイテムです。

今回のブログでは、COLLABORATION STYLEでオーダーいただいたシャツの中から、一部ではございますが、いろいろなシャツをご紹介させていただきますので、これからシャツのオーダーをお考えの皆様のご参考になれば幸いでございます。

     

ということで、細かいご説明は省いて、写真多めでご紹介させていただきます!

まずは、最高級のシャツ生地を使った2枚。

(左)CARLO RIVAのツイル(SUPER RIVA) (右)DAVID&JOHN ANDERSONのコットン・リネン

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COLLABORATION STYLEでは、CARLO RIVAもDAVID&JOHN ANDERSONも、定期的にバイイングして、ショップにストックしております!

  

 

続いては、2枚ともDAVID&JOHN ANDERSONの200番手。(200/2×200/2)

いわゆる、最高級生地の代名詞であります、CARLO RIVAやDAVID&JOHN ANDERSONの生地の中では、このDAVID&JOHN ANDERSONの200番手のシリーズが一番色柄が豊富に揃っております!

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DAVID&JOHN ANDERSONのSEA ISLAND COTTON(シーアイランドコットン)ブルーのヘリンボンです。

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200番手のシリーズとは違い、このSEA ISLAND COTTONは120番手ですが、SEA ISLAND COTTON独特のふんわりとした膨らみがあり、ソフトですが、しっかりとした生地でございます!

  

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上質な生地のきれいなドレスシャツが多いですが、続きましても、

(左)DAVID&JOHN ANDERSONの200番手の白(ツイル) (右)THOMAS MASONのツイル

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白やブルーばかりで、画像ですと、なかなか生地の風合いの良さが伝わりませんが、どれも上質な生地ばかりです。

(左)GIZAコットンを使用した日本製の140番手(140/2×140/2)

(右)CACCIOPPOLIの170番手(170/2×170/2)のサックスブルー

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GIZAコットンを使用した日本製生地の白ブロードとネイビーのロンドンストライプ

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続きましては、お得意様からの9枚まとめ買いのオーダーで、

白は、ALUMOの120番手(120/2×120/2)のブロードで4枚。

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ブルーも同じくALUMOの120番手(120/2×120/2)で2枚。

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THOMAS MASONのダークネイビーのロンドンストライプで2枚。

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そして、CANCLINIのダークネイビーの無地。

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こちらのお客様に限らず、白やブルーなどのビジネスで使用する定番のシャツは、気に入った生地が見つかると、毎回同じ生地でリピートオーダーされるケースがとても多いです!

このように、オーダーされる生地が決まっていて、COLLABORATION STYLEでシャツを作られたことのあるお客様は、電話やメールなどでオーダーいただくケースもとても多いです!

いわゆる昨今言われるリモートオーダーとでも言いましょうか。

スーツやジャケットと違い、同じ生地で何度もリピートオーダーされるのは、シャツならではですね。

      

続きましては、2~3年ほど前より、セレクトショップなどでも増えてきたタブカラーでございます。

生地は、THOMAS MASONのピンポイントオックスフォードで、ブルーとグレーです。

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衿型も時代によって少しトレンドがございます。

かつては、衿腰の高いドゥエボットーニ全盛の時代もありましたね。

ここ20年近くは、クールビズのボタンダウンの他は、ビジネスもカジュアルもワイドスプレッドやカッタウェイが圧倒的なシェアでしたが、ここ数年は、タブカラーやピンホールなどが少しずつ増えております。(セレクトショップなどの品揃えの影響は大きいと思いますが...)

  

今までご紹介させていただいておりますように、COLLABORATION STYLEでは、クラシックなスーツやジャケットにコーディネイトする白やブルー系のシャツがかなり多いですが、シャツ生地の種類は、1,500種類以上はありますので、様々な色柄をご用意しております。

   

(左)MONTIのピンクストライプ (右)CANCLINIのネイビーのボールドストライプ

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白、ブルーに次いで、オーダーの多い色はピンク系でございます。ボールドストライプは、この3~4年は、トレンドの柄ですね。

     

   

(左)CACCIOPPOLIのデニム (右)THOMAS MASON JOURNEYのタッタソール

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デニムやシャンブレーの生地も、トレンド生地のひとつですね。何にでも合う色なので、1~2枚は持っていても良いですね!CACCIOPPOLIの他、ALBIATEなどでもご用意しております。

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THOMAS MASON JOURNEYは、THOMAS MASONが、上質なコットンを使用しながらも、今までとは違う独自の新しい技術で作り上げた、シワになり難く、アイロンがけが簡単な形態安定の生地でございます。

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続きましては、COLLABORATION STYLEでは毎年多くのお客様にオーダーいただいておりますリネン(麻)のシャツの出来上がりをいくつかご紹介させていただきます。

   

まずは、リネンシャツの中で、最も多くオーダーいただいておりますALBINI(アルビニ)社の100%LINENの生地を使用しましたシャツでございます。

グレイッシュなグリーン。 

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小ぶりのカッタウェイは、ノーネクタイのシャツに人気に衿でございます!

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人気のネイビーとブラウンは、カプリシャツで。

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続いてのお客様も、人気のALBINIのネイビーはカプリシャツで、SOLBIATI(ソルビアッティ)の極上のブラックリネン(左)は、ワイドスプレッドでオーダーいただきました。

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カプリシャツは、リネンやコットン・リネンでオーダーいただくケースが多いですが、THOMAS MASONの光沢のある、きれいなコットンでもオーダーいただきました!

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ALBINIのサックスブルーの白抜きストライプの生地を使用した、ホワイトカラーシャツ(クレリックシャツ)は、夏のビジネススタイルでも涼しげです!

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もちろん、衿とカフの白生地も100%リネンです。

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きれいなチェック柄もALBINIの100%LINENです。

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リネンは、コットンよりも優しい発色になるので、少し派手目な柄がちょうど良いですね!

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(左)ALBINIの生成りのリネンと、(右)THOMAS MASON GOLDの白リネン

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THOMAS MASONのGOLD LINEのリネンは、ALBINIのリネンよりも糸番手が細く、とても柔らかいリネンでございます。

   

続きましては、左右どちらもTHOMAS MASONのコットン・リネンのオックスフォードでございます。

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コットン・リネンですが、オックスフォードで、少し生地が肉厚なので、秋にも着れます!

      

そして、LEGGIUNO(レジウノ)のピンクのコットン・リネンは、さらに肉厚のオックスフォードなので、着込んで、洗濯していくうちに、良い味が出てきそうです。

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そして、先日、ブログでもご紹介させていただきました、LORO PIANAのJERSEY生地もたくさんのオーダーをいただきました。

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ジャージー生地は、いくつかの生地ブランドで展開されておりますが、LORO PIANAのJERSEY生地は、正に極上でございます!

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JERSEY生地は、今まで、シャツ職人が経験の無い生地でしたので、良い物を作るにはなかなか苦労しましたが、皆様に喜んでいただける最高レベルのシャツに仕上がったと思います。

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正直、LORO PIANAのショップでも、このレベルのジャージーシャツは無いと思います!!!笑

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ということで、今回は、2021年にお客様にオーダーいただきましたシャツの中から、素敵なシャツをいくつかピックアップしてご紹介させていただきました。

シャツのオーダーお考えの皆様のご参考に少しでもなりましたら、幸いです。

   

もっともっと、いろいろなシャツを皆様からオーダーいただいておりますので、本当はもっとたくさんご紹介したいのですが...全てのシャツを写真撮り出来てはおりませんので...ご容赦ください。汗

また、写真をたくさん撮って、定期的にご紹介したいと思っています!

    

今回も長いブログでしたが(汗)、ご覧いただきましてありがとうございます。

    

COLLABORATION STYLEもスタートして9年近くが経ち、お陰様で今まで多くのお客様にシャツをオーダーいただいております。

この度、この9年間、皆様にオーダーいただきましたシャツのデータを元に、様々な問題や課題を検証し、新しいシャツ職人とのコラボレーションによって更に素晴らしいシャツへとアップデートいたします!

只今、アップデートしたCOLLABORATION STYLEをスタートするにあたりまして、シャツの衿型やカフ型の見本やサイズゲージも大分傷んできましたので、絶賛作製中でございます!

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詳しくは、またブログでご案内させていただきますが、現在お客様にオーダーいただいているシャツは、既にアップデートしたバージョンになっております!

    

コロナ禍で、生活や仕事の環境が変化し、アパレル業界もかなりの影響を受けて苦しい状況ではありますが、そんな中でもCOLLABORATION STYLEは、新しいことに挑戦したり、新しい商品をご提案したり、既存の商品のレベルアップをしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

     

COLLABORATION STYLE 上原祥意