リピーターが後を絶ちません!!! 尾作隼人氏のビスポークパンツ

8月も1週間が過ぎ、とうとう東京地方も猛暑日&熱帯夜の日々が始まりました。
特に銀座のような人が集まり、建物が立ち並び、アスファルトの照り返しなどがある場所は、発表されている気温よりもはるかに高いので、日中は相当な暑さですね!

そんな中、ショップには秋冬物の生地見本が7割~8割くらい届いてきております!

そして、春夏物の出来上がり品も9月上旬までにはほとんど仕上がってくると思います!

今回は、お陰様で少しずつお客様も増え、リピートされるお客様の割合が凄いことになっている尾作隼人氏のビスポークパンツの出来上がりをご紹介いたします。

今回オーダーいただいたお客様は、2本目のビスポークパンツになりますが、1本目が出来上がってお渡しした日に、2本目のオーダーをいただきました!

尾作氏のパンツの場合、このケースは非常に多いです!!!

納期がどうしてもかかってしまうので、お得意様の皆様は、早め早めにご注文をされるケースが非常に多くなります。

そして、パンツの出来上がりが良いと次のパンツもすぐに作りたくなるのは、人間の心理としては当たり前かもしれません!

納期がかかる分、作っておかないと...

 

ということで、今回お客様からの生地のリクエストが、ブラウンの千鳥格子(ハウンドツース)ということで、春夏物だと案外無い色なので、いろいろな生地メーカーを探しまくって、見つけたのがDUGDALE BROS&CO(ダグデイルブラザーズ)のNEW FINE WORSTEDというバンチブックにコレクションされている生地でございます。

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下のブラウンの千鳥格子です。

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DUGDALE BROS&CO(ダグデイルブラザーズ)は、ヨーロッパやアメリカのクラシックなテーラーを中心に展開している生地なので、あまり見慣れない名前かもしれませんが、英国製の高級生地を扱う老舗のマーチャントでございます。

日本では一時期、展開が止まっていましたが、昨年頃より本格展開がスタートし、英国服地を多く展開するクラシックなテーラーを中心に徐々に広がっています。

英国独特の腰のある、平織りの生地なので、尾作氏のビスポークパンツとの相性もバッチリでございます!

1本目が完璧なフィッティングで仕上がり、2本目の生地の風合いも1本目と大きくは違わないということで、2本目は仮縫い無しで仕上げることにいたしました!

ということで、出来上がりの最終チェックです!

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2本目ということもり安定の仕上がりです! 

お客様からのOKもいただき、いつものようにしつけ糸を外しします!

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今回は、前回とディティールを少し変えて、ベルトレスでサイドには尾錠を付けております!

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尾作氏のビスポークパンツは、カーブをかけたウエストの作りとビスポークによるフィット感によって、ベルトが無くてもほとんど落ちてくることが少ないパンツなので、今までベルトレスで作ったことの無い方でも問題無くお召しいただけると思います!

ビスポークではもともとベルトレスパンツのオーダーは多いですが、今シーズンあたりからは、イタリア製のインポートブランドを中心に、セレクトショップや百貨店の既製品でもプリーツ入りでベルトレスのパンツが増えてくると思います。(実際に既に雑誌などでも取り上げられております。)

そうなると、少しずつ皆様へ浸透していき、昨年から続くトレンドのスリーピーススーツのようにベルトレスパンツのオーダーが一気に増えていきそうな...汗。 

座り仕事の多いお客様には、椅子に座った際の履き心地もチェック。

尾作氏のビスポークパンツは、座った時でもベルトの後ろが離れたり、浮いたりしないのも特徴のひとつです。なので、座り仕事のお客様でも快適に履いていただけます。

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そして、2本目のパンツにもご満足いただいたお客様は、当たり前のようにそのまま冬物をオーダーしていただきました!

本当にありがたいことに、リピートが後を絶ちませんね!!!

感謝!感謝!でございます!

 

そして、冬物のパンツとして選んだ生地はこちら。

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FOX BROTHERSの540g~570g/mというヘビーウェイトのWOOLLEN FLANNELでございます。

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FLANNELで有名なFOX BROTHERSの生地も、クラシックスーツのトレンドによって再び注目されている生地なので、この秋冬は一気にオーダーが増えるかも!!!

お客様が本当にいろいろな生地でオーダーされるので、私もいろいろな生地のパンツを見ることが出来て、毎回楽しみです!

テンションが上がります!(私も作りたいところですが、今はお客様優先でございます。涙)

たくさんのオーダーをいただき、納期も長くなっておりますが、ビスポークパンツにご興味のあるお客様には、ぜひ1本、尾作氏のビスポークパンツをオーダーしていただきたいと思っております!

そしてきっとリピートせずにはいられなくなると思います!!!

 

COLLABORATION STYLE 上原祥意