今年もあっという間に半分が終わってしまいました!!!汗
ここ数日、東京・銀座は完璧な梅雨の天気です!
九州や四国などは凄い雨になっていました。自然の力は半端ないので、本当に注意が必要ですね!
さて、今回は、2019年春夏シーズンに初めてCOLLABORATION STYLEをご利用いただきましたお客様の出来上がりをご紹介させていただきます。
COLLABORATION STYLEは、1階の路面店では無く、ビルの4階にある小さな隠れ家のようなお店ですが、そんなお店でも、有難いことに新しいお客様にご来店いただいております。
インターネットなどでいろいろと検索していただき、COLLABORATION STYLEまでたどり着いていただけることに、心より感謝しております。
COLLABORATION STYLEに初めてご来店いただくケースとしましては、COLLABORATION STYLEをご利用いただいているお客様からのご紹介もたくさんございますが、今回のお客様は皆様、インターネットで調べて、ご来店いただいたお客様でございます。
と前置きが長くなりましたが、
まずご紹介させていただきますのは、今までトラッド系、ブリティッシュ系のビスポークやパターンオーダーでスーツを作られているお客様で、今回は以前にこのブログでもご紹介しましたCOLLABORATION STYLEのNEW MODELを気に入ってご来店いただきました。
こちらのお客様曰く、映画やドラマの俳優の装いからインスピレーションを受けて、スーツをオーダーされることが多いということで、今回はなんと「石原裕次郎」のイメージでのオーダーです!
イメージが決まっていて、さらにオーダー慣れしているということもあり、生地はHARRISONS of EDINBURGHのFRONTIERのブルー系のチョークストライプと即決です!
インパクトのある柄ですが、とても格好良い雰囲気に仕上がり、喜んでいただきました!
フロントはシングル一つ釦。画像では分かりませんが、サイドベンツの深さを通常よりも深めに作りました。
そして、裏地はLEAR BROWN & DUNSFORDの赤い裏地でございます!
派手なスーツだと、職場で上司に何か言われるかもしれないという話もしておりましたが、最終的にはお客様的に「問題無い」、「何とかなる」という判断でございました!笑
そして、こちらのお客様と一緒にご来店された職場の同僚のお客様にもスーツをオーダーいただきました!
こちらのお客様も、身体が大きいということもあって、今までもいろいろなお店でスーツをオーダーされてきたとのことですが、今回は先程のお客様のご案内で、一緒にCOLLABORATION STYLEでオーダーいただきました!
「黒で光った生地」というリクエストで、TESSILSTRONA(テシルストローナ)の58%Wool&42%SILKのシルクの混紡率の高く、フォーマルやパーティーでも使えるくらいのギラギラした生地を選んでいただきました!
(黒い生地は、写真では分り難くてすみません。汗)
こちらもNEW MODELで、ワイドラペルのシングルピーク2つ釦です。身体が大きいので、太いラペルが似合いますね!
こちらのお客様も、裏地はLEAR BROWN & DUNSFORDのこちら。
お客様が、「派手だな!」「職場で着れるかな」「絶対、上司に何か言われそう」という不安を口にされておりましたが、ご一緒のお客様が、「○○さんっぽいし、大丈夫ですよ!」と楽観的にお話されておりました。笑
COLLABORATION STYLEでは、お仕事のお仲間同士で一緒にご来店されるケースはそれほど多くはありませんが、仲間同士でスーツをオーダーすると、お互いにテンションが上がって、楽しくオーダーいただけますね!
(ついつい、プラスアルファで買ってしまうかもしれません。笑)
さて続きましては、今までは百貨店で既製服を買われていたお客様で、もう少し身体にあったスーツをそろそろオーダーしてみようと思って、COLLABORATION STYLEを選んでご来店いただきました!
本当に感謝ですね!
今、オーダースーツのお店は、大手企業からCOLLABORATION STYLEのような小さなお店まで、どんどんと増えております。汗
そんな中から、COLLABORATION STYLEにご来店いただけるのは、正に出会いですので、その折角の出会いを喜んでいただけるように、対応させていただいております。
ということで、こちらのお客様が選んだ生地は、Ermenegildo ZegnaのTRAVELLERのオルタネイトストライプでございます。
お客様としては、今まで既製服でも特に不自由なく着られていたとのことですが、体型的には既製服にはあまりないサイズなので、私から見ると少し大き目のスーツを着られていたと思います。
今回のオーダーは、今まで着られている既製服のサイズも有りますので、タイト過ぎないように、あまりフィッティングを攻めすぎないように仕上げました!
それでも、今まで着ているスーツとは、サイズ感も、バランスも違って、スッキリとした着心地の良いスーツに仕上がっていると思います。
そして、既製服とオーダー服の「違い」を感じていただけたと思います!
その「違い」を感じていただけると、今後は、ますますオーダースーツしか着られなくなると思いますよ!
続いてのお客様は、もう何年も日本に住んでおられる台湾出身のお客様でございます。
COLLABORATION STYLEも日本在住のアメリカ人、イギリス人、オランダ人などなどのお客様も増えていて、皆様、日本のスーツやシャツのクオリティにとても喜んでいただいております!
(幸い、日本語を話せたり、奥様が日本人だったりするので、コミュニケーションは助かっております。汗)
今回のお客様は、普段スーツを着る機会はほとんど無く、今回はご友人の結婚式などで着るためのスーツをオーダーしにご来店されました。
実は、このように、COLLABORATION STYLEでは、仕事ではスーツを着ないけれど、ご自身の結婚式、二次会、ご友人の結婚式などに着ていくスーツをオーダーされるお客様が結構いらっしゃいます!
スーツを着る経験をされたことの無い(少ない)お客様なので、そもそものスーツ自体の話から始まり、色柄やサイジングの常識や好みの把握など、いろいろな質問をしながらコミュニケーションを取って、お客様のご要望を引っ張り出しながら、最終的に格好良いスーツを仕上げるという、スーツをたくさんオーダーされているお得意様とはまた違った、なかなか高難度の対応が必要です!
ただ、このようなお客様を対応することで、私自身も改めて基本的なことを改めて確認できますし、ひとつひとつのやり取りがとても新鮮に感じられます!
ということで、こちらのお客様は、CANONICOのSUPER110'sのグレーのチェック柄でオーダーいただきました!
こちらのお客様も、既製品ではサイズの合うスーツは、ほぼ売っていないと思いますので、フィットしたオーダースーツの仕上がりに大満足いただきました!!!
お客様曰く、「オーダーする時は、初めてのオーダーで、初めてのお店で、正直どんな感じに仕上がるのかとても不安でしたが、仕上がりを着てみて、おもいっきり満足しました!!!」と言っていただけました。
本当に有難いですね!
さて、今回のブログも相変わらず長くなってしまいましたが(汗)、今回最後にご紹介するお客様は、いつもは、私も知っているお店でオーダーされているとのことですが、今回は気分を変えてCOLLABORATION STYLEをご利用いただきました。
最初にご紹介したお客様もそうでしたが、いろいろなお店でオーダーされているお客様がご来店されるケースも結構ございます。
いくつかのお店でオーダーされているお客様は、スーツやジャケットのデザインや着心地の違い、ご用意している生地メーカーや生地の種類の違いなど、それぞれのお店毎の洋服の雰囲気を楽しんでいらっしゃると思います。
そして、今回こちらのお客様のご希望は、夏のグレーのジャケットということで、選んでいただいたのはLORO PIANAのSUMMER TIMEのブルーがかったグレーです!
LORO PIANAのSUMMER TIMEはWOOL,SILK&LINENのシリーズになりますが、今回選んでいただきました生地は、SUMMER TIMEの中でも平織りの一番薄い生地のタイプになります。
薄くさらっとした生地ですが、しっかりと織られているので、スーツでもジャケットでもオーダーいただける素材として、ここ数年一気にコレクションが増えております。
ストライプやチェック柄の種類もたくさんございますが、無地の生地も人気です!
お客様曰く、いつもオーダーされているお店では、LORO PIANAの生地を薦められることは無いとのことなので、正に、お店毎の違いを感じていただけたのではないかと思います。
今回は生地の特徴を生かして、仕立てはBLACK LABELのCOMFORTモデル。アンコン仕立てのマニカカミーチャで、見た目も着心地も柔らかく軽やかに仕上げました!!!
このジャケットであれば、クールビズにも最適で、猛烈な暑さの日で無ければ、夏でも着ていただけると思います。
ということで、今シーズンも、初めてCOLLABORATION STYLEをご利用いただくお客様が増えております。
本当に感謝!感謝!感謝!でございます。
新しいお客様が増えると、オーダーいただくスーツやジャケットのバリエーションも増えて、仕上がりがとても楽しみになります!
これからも、もっともっと新しいお客様にもご利用いただけるように、情報発信をしていきますので、お楽しみに!
COLLABORATION STYLE 上原祥意